【スカウタースクリーン】
浴場内の写真については、撮影が許可されていない場合も多いため、野天などでない限り施設外観の画像を使用しています。
【ナンバー】
レーダーチャート左上の管理番号は、基本的に管理人の訪問順についていますが、編集の関係で多少前後しています。この番号を検索バーに入力して記事を検索することもできます。
【分析日と訪問日】
ときどきここの文字が赤くなっていますが、それは訪問した際に分析日から10年以上が経過している場合です。温泉法第十八条によって、公共の浴用に供する温泉は10年おきに再分析を必要としています。(なおこの分析と掲示については少し細かい規定があるため、赤字になっているからといって直ちに違法ということではありません。詳しくはこちらで述べます)。
ここでは「分析から相当時間がたっており、現状を反映していない可能性がある」という程度に考えていただければよいです。
【レーダーチャート】
分析書の要素を大きく5種類に分けて示しています。なお数値は補正されているので、例えば泉温のパラメータが50だとしても、単純に泉温が50℃であるということではありません。
【鉱泉規定ランプ】
鉱泉分析法指針で定義される鉱泉の要件は20種類あり、どれか一つでも満たせば鉱泉と判定されます(この「鉱泉分析法指針で定義される鉱泉」と「温泉法第二条で定義される温泉」はほぼ同義で、すこしややこしいことになります。詳しくはこちらで述べます)。
各ランプと要件は以下の通り対応します。それぞれの要件の規定量などについては鉱泉分析法指針(PDF)に詳しく明記されているので、興味ある方はご覧ください。
℃:泉温 SLT:溶存物質量 CO2:遊離二酸化炭素量 Li:リチウムイオン量 Sr:ストロンチウムイオン量 Ba:バリウムイオン量 Fe:鉄イオン量 Mn:マンガンイオン量 H:水素イオン量 Br:臭化物イオン量 I:ヨウ化物イオン量 F:フッ化物イオン量 As1:ヒドロヒ酸量 As2:メタ亜ヒ酸量 S:総硫黄量 B:メタホウ酸量 Si:メタケイ酸量 BS:炭酸水素ナトリウム量 Rn:放射能 Ra:ラジウム塩量
【療養泉規定ランプ】
鉱泉分析法指針で定義される療養泉の要件は10種類あります。泉質名というものはここからつけられます。療養泉は泉質ごとに適応症・禁忌症(いわゆる効能)が定められています。
なお単純温泉かつ塩類泉というのは本来表記として問題がありますが、ここではどの療養泉の要件を満たしているかの視認性の方を重視し、泉質名を別に記述することで対応しています。
塩化物強塩泉については、塩化物泉の温泉マークが赤字になります。
放射能泉については、弱放射能泉でランプがつき、放射能泉では温泉マークが赤字になります。